家族で楽しむアグリコラ!「アグリコラ ファミリーバージョン」

今回は大人気ゲーム「アグリコラ」のルールが簡単になって遊びやすくなった新版「アグリコラ ファミリーバージョン」を紹介します。

人数   :1~4人
重さ   : やや軽  やや重 
ルール難度: やや易  やや難 
オススメ度:★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ☆

どんなゲーム?

名作ワーカープレースメントゲーム「アグリコラ」のファミリーバージョン。

基本的なシステムはアグリコラと同じで、ワーカーを置いていろんなアクションを行い自分の農場を拡大していきます。

資材の種類が減ったり進歩カードがなくなったり得点計算が簡単になったりと全体的にルールが簡略化されています。

アグリコラの面白さを残しつつ初心者にも比較的遊びやすいゲームになっています。

ルール

通常版のアグリコラとの比較も行いながら説明していきます。

まずはセットアップ。

中央にボードを置きます。

通常版と同様に左側はプレイ人数によってつけるパーツが変わります。

今回も4人プレイ用のボードを使います。

ラウンドマーカーをボード右側の1の場所に置きます。

進歩タイル5枚をボード上にセットします。

置く場所は固定です。

かまどと調理場、レンガ釜のタイルを脇に置きます。

通常版は大きい進歩カードは10枚なので、ファミリー版の方が1枚多くなります。

ボードの脇に資源、作物、家畜を置いておきます。
資源は、木、レンガ、葦。

通常版であった石はありません。

作物は小麦のみ。

通常版では小麦と野菜の2種類でしたが、1種類に減っています。

家畜は羊、猪、牛があります。

これは通常版と同じです。

これで中央の準備は完了。ここからは個人ボードの準備。

と言っても個人用のボードはなく、

初期の部屋のタイルが1枚だけ。

ワーカー5人と初期の食料を受け取ります。

最初に使えるワーカーは2人で、食料はスタートプレイヤーは2つ、それ以外のプレイヤーは3つです。

これは通常版と同じですね。

スタートプレイヤーはスタートプレイヤーマーカーを受け取ります。

スタートプレイヤーは適当な方法で決めます。

これで準備完了です。

ゲームは14ラウンド、1ラウンドは4つのフェイズからなります。

■準備フェイズ

ボード上の矢印が描かれている場所に描かれている資源や家畜を追加します。

■労働フェイズ
スタートプレイヤーからワーカーを配置していきます。

ワーカーが置けるのはボード上の四角で囲われた場所。置いたらすぐにその下に書かれている効果を発動します。

ボード右側のスペースはラウンドマーカーが置いてあるラウンドのアクションまで行うことができます。

1つワーカーを置いたら、次のプレイヤーに手番を移します。
次のプレイヤーも同様にワーカーを置きますが、既にワーカーのいる場所には置けません。

これを全員の持っているワーカーを置ききるまで繰り返します(最初は2周)。

■帰宅フェイズ
置いたワーカーを個人の部屋タイルに戻します。

ラウンドマーカーを次のスペースに移動させます。

■収穫フェイズ(特定のラウンド)
4、7、9、11、13、14ラウンドの終了時に発生します。

画像のマーカーの右側に描かれているマークが収穫フェイズの印です。

収穫フェイズではワーカー1人につき食料を2つ支払わなければなりません。

支払えない場合、支払えない食料1つにつき-3点になってしまいます。

他にも家畜が増えたり食物を収穫したりしますが、詳しい説明はアクションの説明で行います。

これでラウンドが終了。収穫フェイズがないラウンドは帰宅フェイズでラウンドが終了になります。

あとはこれを繰り返して、いろいろなアクションを実行して、家畜や作物、部屋や畑を増やしていきます。

タイルや駒の数で得点計算をして最も得点の高い人が勝ちです。

アクション

ここからはアクションの説明。

■資源・作物獲得

資源や作物が描かれている(置かれている)場所ではそこに描かれている(置かれている)ものをもらうことができます。

ラウンドの開始時に補充される場所は、前のラウンドで誰も取らなかった場合累積しているので、それを全部もらうことができます。

■牧場を作る

家畜を飼うために牧場を作る必要があります。

牧場を作るアクションを実行すると

牧場タイルを獲得できます。
このときタイルに書かれている木の数だけ持っている木を支払う必要があります。

木材があれば1回のアクションで好きな数だけタイルを獲得できます。

■家畜獲得

家畜が描かれている場所では置かれているだけの家畜を獲得できます。

家畜は牧場に置きます。

牧場タイルの足跡マークの左に書かれている数がこの牧場で飼える頭数を表しています。

また家畜は1つの牧場に1種類までしか置けません。
ですが、家畜はいつでも動かせるので、家畜獲得をする際に移動して家畜を入れることができます。

初期の部屋タイルにも1と書かれているので、1頭だけ飼うことができます。

部屋は増やすことができますが、部屋がいくつあっても1頭しか飼うことができません。

別のアクションで牧場に厩を建てることができ、

そうした場合、牧場の収用数は倍になります。

厩は牧場の外にも置けて、牧場にない厩にも1頭だけ飼うことができます。

収穫フェイズ時に2頭以上いる家畜は1頭増えます。

何頭いても増えるのは1頭です。また、収容数を超えて増えることはありません(他の場所で飼える場合は大丈夫)。

■畑を耕す、種を植える

畑を耕すアクションを実行すると

畑タイルを獲得できます。
畑は小麦を育てるのに使います。

小麦が手元にある状態で、種を植えるアクションを実行すると畑で小麦を栽培することができます。

持っている小麦を畑に置いて

その上に2つ小麦を重ねます。

上に重ねる小麦は中央から取ります。

畑にある作物は収穫フェーズのときに1つずつ回収します。
回収を繰り返して空になった畑にはまた種を植えることができます。

手元にある小麦はワーカーに支払う食料として使うこともできます。
小麦1つで食料1つになります。

■増築・改築
部屋を増やしたりグレードアップができます。
グレードは木、レンガの順に上がっていきます。
最初は木の部屋2つです。

増築アクション(左と右)で部屋を増やせます。
1部屋につき葦2つと、そのグレードの資源5つが必要です。
ついでにここのアクションスペースでは支払う木2個につき厩1つを建てることができます。

また、資源があればいくつでも増やすことができますが、増やせるのは現在のグレードの家のみです。

改築アクション(中央)で部屋のグレードアップができます。
木の部屋からは葦1つとレンガを部屋の数払えば、

部屋を全部レンガの部屋にできます。
レンガの部屋になると点数が上がります。

■子どもを増やす

子どもを増やすアクションでワーカーを増やすことができます。

ワーカーは1部屋につき1人までなので、先に部屋を増やす必要があります。

12ラウンドのアクションでは部屋がなくてもワーカーを増やすことができます。

増えたワーカーは次のラウンドから使うことができます。
収穫フェイズのあるラウンドで増えたワーカーはその収穫フェイズで必要な食料は1つになります。

■進歩
進歩アクションで進歩タイルの獲得ができます。

ラウンド1のアクションスペースにワーカーを置くとかまどか調理場タイルを獲得できます。

かまどや調理場を持っている場合、そこに書かれている効果をいつでも使うことができます。

ボードにある進歩タイルはそのラウンド以降のアクションで、

進歩タイルを獲得できます。

持っていると収穫フェイズに特定の資源を食料に交換できたり、ゲームの最後に余った資源を得点に変換できたりします。

■スタートプレイヤー獲得

スタートプレイヤーマーカーと食料1つを獲得できます。

得点計算

基本的には各要素の個数で得点が決まります。

■レンガの部屋1つにつき1点

■牧場タイル1枚(大きさは関係ない)につき1点

■畑タイル1枚につき1点

■家畜1頭(種類は関係ない)につき1点

■畑にある小麦1つにつき1点

■進歩タイル1枚につき1点

■家族1人につき3点

■進歩タイルのボーナス点

■物乞いマーカーの失点

通常版では点数の上がり方がバラバラでしたが、ファミリー版では基本1つが1点になっていてかなり計算しやすくなっています。

上記全てを足して得点の高い人が勝利。
木、レンガ、葦、食料、はいくつ残していても(得点に変わる進歩タイルがない限り)点数にはなりません。

感想

アグリコラの牧場を広げていく楽しさを残しつつ複雑な計算やルールがなくなり、かなり遊びやすくなったゲームです。

特に分かりにくかった得点計算が基本1つが1点に変わっているので、ゲームをあまりやったことない人でも見通しが立てやすくなっています。

アグリコラをやってみたいけど複雑なルールが得意ではないという人は、ファミリーバージョンからやると分かりやすくていいと思います。

ただ通常版にはあったランダム要素がなくなっており、手札という不確定要素もなくなっているので、情報が完全に分かった状態になります。

なので、捉え方次第では通常版よりガチ感が増してしまうかもしれません。むしろ不確定要素をなしで遊びたい人にはファミリー版がオススメかもしれません。

カードがないのでその分通常版と比べてボリュームが劣る感じはしますが、通常版を持っている人でも、初心者と遊ぶとき用やアグリコラを勧めるための入門用として持っていても損のないゲームだと思います。

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