これがワーカープレースメントの傑作の完成形!「アグリコラ リバイズドエディション」

今回は大人気ゲーム「アグリコラ」のアクションの効果やカードの効果が調整されたリバイズド版「アグリコラ リバイズドエディション」を紹介します。

人数   :1~4人
重さ   : やや軽  やや重 
ルール難度: やや易  やや難 
オススメ度:★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

どんなゲーム?

名作ワーカープレースメントゲーム「アグリコラ」のリバイズド版。

以前のバージョンからはカードやアクションの効果が調整されたり、駒が豪華になったりしています。

プレイヤーは中世の農家となり自分の敷地に牧場を作ったり畑を作ったりして、農地を拡大していきます。

システムとしては一般的なワーカープレースメントですが、特徴的なのはカードの種類。
90枚以上ある(しかも全部違う)カードから、ランダムに配ったり、ドラフトしたりして手札を作ります。

このカードから戦略を考えたり、戦略に応じたカードを選んだりするのがこのゲームの醍醐味。

何度も何度も遊びたくなるボードゲームを代表する名作です。

ルール

まずはセットアップ。

中央にボードを置きます。

左側はプレイ人数によってつけるパーツが変わります。

今回は4人プレイ用のボードを使います。

大きい進歩カード10枚を専用のボードに配置します。

これは毎ゲーム同じものを使います。

アクションスペースカード14枚をよくシャッフルして並べておきます。

ゲームはラウンド1から6まであり、カードの裏にどのラウンドのカードか書かれているので

ラウンド毎にシャッフルしておきます。

ボードの脇に資源、作物、家畜を置いておきます。
資源は、木、レンガ、石、葦、

作物は小麦と野菜、

家畜は羊、猪、牛があります。

個人用のボードを配ります。

ワーカー5人、柵15本、厩4つを受けとります。

最初に使えるワーカーは2人で、個人ボードに家が描かれているのでそこに置きます。

職業カードと小さい進歩カードを配ります。

手札としてそれぞれ7枚ずつ配ります。

カード扱いや配り方のルールはいくつかあるので後程紹介します。

手番順を決め、最初のプレイヤーはスタートプレイヤーマーカーを受けとります。

スタートプレイヤーに食料2、他のプレイヤーに食料3を配って準備完了。
ゲームスタートです。

これが食糧です。右のは食糧5つ分です。

ゲームは14ラウンドあります。
各ラウンドは4つのフェイズからなります。

■準備フェイズ
準備していたアクションスペースカードの山から1枚めくって、そのラウンドのスペースに配置します。

カードを置いたら、矢印が描かれている場所に描かれている資源を追加します。

■労働フェイズ
スタートプレイヤーからワーカーを配置していきます。

ワーカーが置けるのはボード上に名前が書かれている場所。置いたらすぐにその下に書かれている効果を発動します。

資源が置いてある場所は、その資源がもらえます。

もらった資源は個人ボードに置いておきます。

ワーカーはアクションスペースカードの上に置くこともできます。

1つワーカーを置いたら、次のプレイヤーに手番を移します。
次のプレイヤーも同様にワーカーを置きますが、既にワーカーのいる場所には置けません。

なので、やりたいアクションがある場合は先に置かないと他の人取られるということがあります。
これをしっかり考えてワーカーを配置していくのがこのゲームの面白いところ。

これを全員の持っているワーカーを置ききるまで繰り返します(最初は2周)。

■帰宅フェイズ
置いたワーカーを個人ボードに戻します。

■収穫フェイズ(特定のラウンド)
4、7、9、11、13、14ラウンドの終了時に発生します。
ワーカー1人につき食料を2つ支払わなければなりません。

支払えない場合、支払えないワーカー1人につき-3点になってしまいます。

他にも家畜が増えたり食物を収穫したりしますが、詳しい説明はアクションの説明で行います。

これでラウンドが終了。収穫フェイズがないラウンドは帰宅フェイズでラウンドが終了になります。

あとはこれを繰り返して、いろいろなアクションを実行して個人ボード上に、家畜や作物、部屋や畑を増やしていきます。

ボード上にあるそれらの数で得点計算をして最も得点の高い人が勝ちです。

アクション

ここからはアクションの説明。

■資源・作物獲得

資源や作物が描かれている(置かれている)場所ではそこに描かれている(置かれている)ものをもらうことができます。

ラウンドの開始時に補充される場所は、前のラウンドで誰も取らなかった場合累積しているので、それを全部もらうことができます。

■柵を作る

家畜を飼うために柵(牧場)をつくる必要があります。

柵を作るアクションを実行すると

ボードに柵を配置できます。
このとき柵1本につき木1つ必要です。
柵に囲われた場所は牧場になります。

最初の牧場はボードの好きなところに作れますが、2つ目以降はすでにある牧場に隣接するように置かなければなりません。

木材があれば1回のアクションで好きな形で好きなだけ配置できますが、

こんな感じで囲えていない柵を配置してはいけません。それと15本を超えて配置することもできません。

また後で動かすこともできないので、しっかりと計画を立ててどのくらいの大きさにするかを決める必要があります。

■家畜獲得

家畜が描かれている場所では置かれているだけの家畜を獲得できます。

家畜は牧場に置きます。

牧場1マスにつき2頭まで飼うことができ、上限を超えてしまって置けない場合は家畜獲得アクションはできません。

また家畜は1つの牧場に1種類までしか置けません。
ですが、家畜はいつでも動かせるので、家畜獲得をする際に
移動して家畜を入れることができます。

それと、牧場以外に家畜を飼える場所が2箇所あって、1つは家。

部屋は増やすことができますが、部屋がいくつあっても1頭しか飼うことができません。

もう1つは厩。

厩を置くと厩にも1頭だけ飼うことができます。

厩は牧場の中にも置くことができ、

そうした牧場は収用数が倍になります。

収穫フェイズ時に2頭以上いる家畜は1頭増えます。

収容数を超えて増えることはありません。

■畑を耕す、種を植える

畑を耕すアクションを実行すると

ボードに畑を置くことができます。
畑は小麦や野菜を育てるのに使います。

牧場同様最初は好きなところに置けますが、2つ目以降はすでにある畑に隣接するように置かなければなりません。

小麦または野菜がある状態で、種を植えるアクションを実行すると畑でその作物を栽培することができます。

持っている小麦または野菜を畑に置いて

その上に小麦なら2つ、野菜なら1つ同じ作物を重ねます。

上に重ねる作物は中央から取ります。

畑にある作物は収穫フェーズのときに1つずつ回収します。
回収を繰り返して空になった畑にはまた種を植えることができます。

■増築・改築
部屋を増やしたりグレードアップができます。
グレードは木、レンガ、石の順に上がっていきます。
最初は木の部屋2つです。

増築アクションで部屋を増やせます。
1部屋につき葦2つと、そのグレードの資源5つが必要です。
ついでにここのアクションスペースでは支払う木2個につき厩1つを建てることができます。

これも牧場、畑と同様にすでにある部屋と隣接するように置かなければなりません。

また、資源があれば5つまで増やすことができますが、増やせるのは現在のグレードの家のみです。

改築アクションで部屋のグレードアップができます。

木の部屋からは葦1つとレンガを部屋の数払えば、

部屋を全部レンガの部屋にできます。
レンガの部屋からは石を払って石の部屋にすることができます。

部屋のグレードが上がると点数が上がります。

■子どもを増やす

子どもを増やすアクションでワーカーを増やすことができます。

ワーカーは1部屋につき1人までなので、先に部屋を増やす必要があります。

ステージ5で部屋がなくてもワーカーを増やすことができるアクションが出てくるので、そこでは部屋がなくてもワーカーを増やせます。

増えたワーカーは次のラウンドから使うことができます。
収穫フェイズのあるラウンドで増えたワーカーはその収穫フェイズで必要な食料は1つになります。

■授業

授業アクションで職業カードを場に出すことができます。

授業アクションを行うためには食料が必要で、1枚目は少し払う食料が少なくなっています。

職業カードには基本的に永続で保持できる能力が書かれています。
なかなか強力な能力が多いので、どの職業にするか、能力をどのように利用していくかが大事になってきます。

■進歩
進歩アクションで進歩カードを獲得、使用することができます。

大きい進歩アクションでは進歩カードは右上に描かれている資源を払って
進歩カードを獲得します。

中央に丸く囲われた数字は点数を表します。

大きい進歩カードの効果は主に家畜や小麦を食料への変換です。
家畜はいつでも変換できますが、小麦は「パンを焼く」アクションを実行したときに変換できます。

小さい進歩アクションでは、手札から小さい進歩カードを1枚場に出すことができます。

大きい進歩と同様に右上に描かれている資源を払います。
また、左上に条件が描かれている場合はそれを満たすときにしか出すことができません。

また、小さい進歩カードには中央に矢印が描かれているものがあります。

このカードは使用したら効果を適用し、左のプレイヤーに渡します。

■パンを焼く

パンを焼くアクションは対応する大きい進歩カードを持っているときのみ実行できます。

進歩カードに描かれている通りに、小麦を食料に変換することができます。
「×1」と描かれている場合は1回、「×2」と描かれている場合は2回変換を行えます。

得点計算

基本的には各要素の個数で得点が決まります。
得点は中央のボードの左側(人数によって付け替えるパーツ)に書かれています。

■畑と牧場

基本的に1つ増えると1点増えます。

■作物

小麦の方が手に入れやすいですが、点数は低くなっています。

■家畜

こちらも入手のしやすい順に点数が低くなっています。

見て分かるかと思いますが、最初の1つで-1点から1点になるものが多いので、全体的に揃えていく方が点数が高くなるようになっています。

■その他

牧場の中にある厩1つにつき1点、土の部屋1つにつき1点、石の部屋1つにつき2点、ワーカー1人につき3点です。
進歩カードに書かれている点数も加算します。

マイナスの点もあって、個人ボードで牧場でもなく何も置かれていないマス1マスにつき-1点になります。
それと、収穫フェイズで食料払えなかった時の-3点があります。

上記全てを足して得点の高い人が勝利。
木、レンガ、石、葦、食料、手札はいくつ残していても点数にはなりません。

選択ルール

ルールブックにいくつか選択ルールが載っています。
その中でも有名なのが最初の手札を配る際にドラフトをするルール。

これは旧バージョンが発表されてからプレイヤーの間で生まれたものですが、今では公式ルールに採用されているほど人気のルールになっています。

やり方は、まず各プレイヤーにカードを7枚ずつ配り、1枚ずつ手元にとり残りを隣に回します。
あとはこれを回すカードがなくなるまで繰り返します。

ドラフトルールを入れることでカードの組み合わせによる運要素が減ってより戦略的になります。


それと、中央のボードの他にアクションができるスペースを入れることもできます。

職業カードや小さい進歩カードを配らないというルールでも遊べるので、これはそのルールで遊ぶときに入れるのが推奨されています。

感想

ワーカープレースメントの最高傑作とも呼べるゲーム。

いろんな種類のアクションと多彩なカードによる戦略性の多さが非常に面白いです。

それと自分のボードに農場を広げていくのが何より楽しいです。駒が可愛らしくできているので、見ているだけでも幸せな気持ちになってきます。

ただ食料の確保がかなり大変で、初心者が理想の牧場にならなくてがっかりするなんてこともあるのでご注意を。

旧バージョンでは5人までプレイできましたがリバイズドエディションは4人までとなっています。

人数を増やす拡張セットが出ているので、5、6人でやりたい人は拡張セットを入れてやりましょう。

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