ポーカー+麻雀+陣取り?2人ゲームの決定版「バトルライン」

今回は2人専用カードゲームの名作「バトルライン」をご紹介します。

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人数   :2人
重さ   : やや軽  やや重  
ルール難度: やや易  やや難  
オススメ度:★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ☆

どんなゲーム?

3枚のカードで役を作って、目の前に置かれた9つのフラッグを取り合う2人専用ゲーム。

おもしろいのは役を確定させていなくても、相手が自分より強くならないことを証明出来ればフラッグを獲得出来るところ。

また、強力な効果を持った戦術カードを使うこともでき、それをいつ使うかがポイントにもなってきます。

ルール

9つのポーン(フラッグと呼びます)を横1列に並べます。
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ゲームではカードを使ってこのフラッグを取り合います。
この線がバトルライン(戦線)というわけ。

部隊カードと戦術カードをそれぞれよく混ぜて脇に置いて置きます。
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部隊カードは60枚。数字は1~10までで、色は6色あります。
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戦術カードは10枚あります。

初期手札として部隊カードを7枚ずつ配り
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適当に手番を決めてスタート。

手番では手札から部隊カードを1枚出します。
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カードを出したらカードを補充して手番終了。
これを繰り返します。
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フラッグの前に置かれたカード3枚で役を作って勝負して、より強い役を作ったプレイヤーがフラッグを獲得します。

役は5つあって、1番強いのがこのウェッジ。
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同じ色の連番です。
ポーカーでいうとストレートフラッシュですね。
10と1は連番扱いにはなりません。

次に強いのがファランクス。
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同じ数字が3枚。

次がバタリオン。
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同じ色のカード3枚。
ポーカーで言うとフラッシュですね。

次がスカーミッシャー。
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数字の連番。

最後がホスト。
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特に制限はありません。
いわゆるブタです。

強さ順に並べてみるとこんな感じ。
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もちろん強い役の方が作りにくいです。
ポーカーの役を知っている人はバタリオン(同じカード3枚)をフルハウスと考えると順番を覚え易いです。

同じ役なら数字の合計が大きい方が勝ちます。
それでも同じ場合は先に3枚目を置いた人が勝ちます。

例えば
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この場合は3のバタリオンが強いので、フラッグを獲得できます。
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獲得したフラッグは自分の方に持ってきます。

フラッグの獲得にはとても重要なルールがあって、
相手が役を完成させていなくても、相手が絶対に勝てないことを証明すればフラッグを獲得できます。

例えば相手が3を2枚置いているフラッグで、自分がウェッジを完成させれば、
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相手は3枚目に何を置いて勝てません。
この時相手の3枚目を待たずにフラッグを獲得できます。
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相手が1枚のときでも証明は可能で、例えばこんな状態のとき、
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こちらはウェッジを完成させられない(赤の7と10が見えているから)ので、相手はフラッグを獲得できます。
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フラッグをどちらかが取っている場合、そこにカードを置けないというルールがあります。

これが結構つらくて、2枚や1枚しか置けずにフラッグを取られている場所が多いと、相手より先に置く場所がなくなって、勝負したいところに渋々無駄なカードを置くことになります。

なので、証明できるなら早めに証明してしまうのが良いです。

ですが、強さの証明は場に出ているカードしか使えません。
例えばこんな状態のとき、
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「手札に黄色の5と8があるから10のバタリオンの方が強い」と言うことは出来ません。

黄色の5と8を出してしまえばよい訳ですが、置く場所によってはそのフラッグを捨てることにもなるので、これが非常に悩ましい。
このどこにカードを出していくのかの構想がバトルラインの醍醐味です。



プレイヤーはカードを引くとき、部隊カードではなく戦術カードを引くことも出来ます。
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戦術カードは手番で部隊カードを置く代わりに使用し、そのカードに書かれた効果を適用します。
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例えばこの「援軍騎兵」はどの色の8にもなるカード。
これでウェッジを完成させられます。

他には、何のカードにもなるワイルドカード、
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※1ゲームで2枚使えないという制限があります。

相手の部隊カードを自分のところに持ってきたり、自分の部隊カードを移動させたりできるカードや
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指定したフラッグの勝負を、役ではなく数字の合計の勝負に変えたり4枚のカードにしたりするカードもあってかなり強力な能力のオンパレード。
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戦術カードはとても強力なため、「相手より2枚多く使ってはいけない」という制限があります。

なので、自分が1枚使っていて相手が使っていない場合は、戦術カードを使うことが出来ません。

戦術カードは使えなければ手札を無駄に埋めるだけなので、相手が使うかどうかをかんがえて引く必要があります。


あとはこれを繰り返して、3つ連続してフラッグをとるか、
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5つのフラッグを取った人の勝ち。
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感想

場に出ているカードと手札を見て、どの役を狙いにいくか、どのフラッグを狙いにいくかの戦略構想が非常に面白い。

7枚という手札がまた絶妙で、欲しいカードがギリギリ引けないくらいの枚数になっており、なかなか思い通りの役が揃わないので、そこをどう揃えていくかがポイントとなってきます。

相手が自分の欲しいカードを持っているかを読んだり、逆に相手の欲しいカードを持っているように振る舞ったりと、意外と心理戦の要素もあります。

引くカード次第なところがあるので、「勝負の鍵を握るカードを引いた方が勝ち」という展開になることもありますが、これくらいは許容範囲でしょう(ゲームってだいたいそんな感じですし)。

戦術カードは入れても入れなくても大丈夫で、いれない方がよりシビアな戦いになります。

あましろは入れる方が戦略の幅が広がるので好きですが、入れなく方が好きという人も多いですね。

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