相場を制すものが交易を制す!独特な決算方法が面白いゲーム「交易王」

今回は独特な決算方法が生みだすジレンマがおもしろいカードゲーム「交易王」をご紹介します。

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人数   :2~4人
重さ   : やや軽  やや重  
ルール難度: やや易  やや難  
オススメ度:★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ☆ ☆ ☆

どんなゲーム?

プレイヤーは商人となって船を使い交易をしてお金を稼いでいく。

扱う商品は藍、銅、麻、綿、塩、胡椒の6種類。
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それぞれに対応する駒があって、これらを船に乗せてお金を稼いでいきます。
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手番で決算をする際には、決算する商品を船に乗せている人全員がお金を獲得するので、いかに相手に取らせないか、相手に便乗出来るかがポイントになってきます。

ルール

プレイヤー全員に船を2隻ずつ配って、
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駒と特殊カードを脇に置きます。
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特殊カードは船の残りと、商館、協定、荷役が2枚ずつ。

商品カードをよく混ぜて、6枚カードをオープンして残りは山札にします。
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初期手札としてカードを3枚ずつ配って準備完了。
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適当にスタートプレイヤーを決めてゲーム開始です。

初めの2週は商品を積むだけ。
スタートプレイヤーから順に1つずつ商品を積みます。
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今回は手札に多い塩と、場に多い麻にしてみました。

手番は2つのフェーズに分かれており、それぞれでアクションを選びます。

まずは第1フェーズ
①商品1つの積み替え
または
②特殊カードの購入
が出来ます。

「①商品の積み替え」を選ぶと
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積んである商品1つを中央に残ってる商品と交換することが出来ます。
中央に残っていない商品を取ることは出来ません。

商品の相場(公開されているカード)を見てお金を稼げそうな商品に替えていきます。

「②特殊カードの購入」を選ぶと、中央に置いてある特殊カードから1枚カードを購入出来ます。
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カードに書かれている数字はそのカードを買うために必要なお金を表しており、買うときにお金を払います。

最終的に1番お金を持っているプレイヤーが勝利するので、もとを取れるかを考えて購入する必要があります。

ちなみにフェーズ1では、「何もしない」を選ぶことも出来ます。


フェーズ2では
①手札の補充
または
②決算
が出来ます。

「①手札の補充」を選ぶと
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山札からカードを2枚引いて手札に加えます。

「②決算」を選ぶと
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手札から中央にカードを出して決算を行います。
カードは場に出ているカードの上に重ねて出します。
この時出せるカードは1種類だけですが、何枚出しても構いません。

決算をすると、出したカードに対応する商品を置いている船の数×中央に出ているその商品の枚数のお金がもらえます。

今回は塩が3枚で塩を乗せた船が2隻なので6金ゲットです。
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ゲットしたお金は伏せておいて、好きなタイミングで両替が出来ます。
相手が何金持っているか分からないというのがこのゲームのポイントでもあります。

決算では対象の商品を乗せている全てのプレイヤーがお金をゲットします。
右のプレイヤーは塩が1つあるので3金ゲットです。
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基本的には商品を揃えて点を取るのが良い訳ですが、出来れば相手の決算に相乗りもしたいところ。
この辺りの駆け引きがなかなか難しくよく出来ています。

「たくさん貯めて6枚になったら出す」を繰り返すのが良さそうですが、そうでもなくて、
例えば初めは4枚出して、次の順で追加で出した方がトータルでたくさんお金をもらえます。

そのため、相手が決算する際に持っている全てのカードを出したのかどうかを見極める必要もあります。


ここからは特殊カードの紹介。

商館 コスト8
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ターン終了時にカードを1枚引けます。
カードを引くのにフェーズを使う回数が減るのでかなり助かります。

船 コスト10
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乗せられる商品が増えるので、相乗りしやすくもなりますし、得点も増やせます。
買ったときすぐに商品を乗せることが出来るので、交換が出来ないというデメリットがないのもよいところ。

協定 コスト11
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決算時にお金をもらうときプラス2金。
これは相手の手番の決算でももらえます。

2枚買えれば1枚での決算でも5金になるので、2枚目を買わせないように注意したい。

荷役 コスト12
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フェーズ1の終了時に商品を1つ交換出来る。
フェーズ1で商品の交換を選べば2つ交換できる。
上手く使えばかなりの得点をゲット出来るが、コスト分の働きをしてくれるかが大事。


商品カードの山札がなくなった時点で終了で、お金を1番持っている人の勝ちです。

感想

簡単なルールながらもいつ決算をするのか、どの特殊カードを買うのかはたまた買わないのかと、考えるポイントがあって、
ゲーマーにも楽しめるゲームになっています。

カードに限りがあるので、ある程度出てしまった商品をいつまで船に乗せておくかが悩みどころ。
この辺が実際の商売で相場を読む感じを上手く表しています。

もう出ないと思って商品を変えたらすぐに出てきたり、まだ出そうと思って乗せていても出なかったりとなかなか上手くいきません。

獲得したお金が直接勝利点になるので、見通しを立てやすいのもいいところ。

ただ、自分の利益だけ考えるのではなくてトップにお金をあげないように立ち回らないといけないので、
ボードゲーム初心者とやる時はその辺をしっかり説明できるとよいかと思います。

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コメント

  1. […] ボードゲーム紹介:交易王(駆け出しプログラマのボードゲーム日記より) […]