現代アートの価値は買ってみないと分からない!名作オークションゲーム「モダンアート」

今回は様々なタイプのオークションが楽しい競りゲー「モダンアート」をご紹介します。
pic1

人数   :3~5人
重さ   : やや軽  やや重  
ルール難度: やや易  やや難  
オススメ度:★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ☆

どんなゲーム?

5人の画家の絵を出品したり、競り落として売ったりすることでお金を稼いでいくゲーム。

pic1

これが5人の画家とそれぞれの画家が描いた絵を表すカードたち。
いかにもなモダンアートですね。
それゆえに価値がころころ変わります。

枚数は左から12枚、13枚、14枚、15枚、16枚で計70枚。
意外とこの枚数の差が大事だったりします。

pic1

人数は3人~5人ですが、多い方がおもしろいので4人は欲しいところ。
値付けに時間がかかるのでもう少しかかる印象があります。
(だいたいのゲームに言えることですが。)

ルール

各プレイヤーに初期のカードとお金を配ります。
pic1
所持金はこのようについたての裏に置いて見えないようにします。

これで準備完了。

手番が来たら手持ちの絵から1枚選びオークションに出します。
(オークションの方法については後程)

落札者はお金を支払い、落札した絵を手元に置きます。
後はこれを繰り返すだけ。
pic1
繰り返していくとこのように落札した絵がたまっていきます。

ある1人の画家の絵の5枚目が出品されたときに1ラウンドが終了し、精算が始まります。
pic1
ここで Karl Gitter(青色のカードの人)の絵を出すとラウンドが終了。
出した時点で終わるので、5枚目の絵のオークションは行わないことに注意です。

気になる精算方法ですが、
この時1番多く出品された作者の絵が1枚30,000$、2番目が20,000$、3番目が10,000$になります。
残りの2人の絵は紙くずになってしまいます。

モダンアートなので人気のない絵は売れないということのようです。

同数の場合は枚数の少ない左側が優先。
なので
pic1
今ラウンドの絵の価値はこんな感じになります。

落札した絵をその時の価格で換金し第1ラウンドが終了。
pic1
今回は50,000$をゲットできたので、これらの絵の落札額が50,000$を越えていなければ得をしている訳です。

手札の補充を行って、1ラウンド目で5枚目の絵を出した次の手番の人から2ラウンド目をスタートします。
4ラウンド終了時に最も所持金が多い人が勝ち。

では気になるオークション方法ですが、
なんと5通りあります。
pic1

そしてどのオークションにするかは出品する絵によって違います。
カードの四隅にあるアイコンがその絵を出品するときのオークション方法を表しています。

そのため「この人の絵を出品したいけどこのオークションは使いたくない」ということがけっこうあります。

では、5つのオークションをご紹介。

①公開
pic1

たぶん1番イメージがつきやすいオークション。
好きなタイミングで値段を上げていき、誰も上げなくなったら最後に値段を言った人が落札するというごく一般的なオークション。
白熱すればかなり高額になるかもしれません。

②一声
pic1

出品者の左隣から順番に1回ずつ値段を上げるか降りるかを選びます。
初めの人の金額に大きく左右されます。

③入札
pic1

自分が思う金額を握って全員一斉にオープン。1番高額だった人がその金額で落札します。
みんながどのくらいの値段をつけるか分からないので、時々とんでもなく高額になります。

④指値
pic1

出品者が値段を指定し、左隣のプレイヤーから順にその値段で買うか買わないかを選びます。
買うを選んだ時点で落札。誰も買わなかったら出品者がその金額で買います。

唯一出品者が値段に関わるオークション。
高額になることも少なく、どのくらいの値段をつけていいかわからないので、1番使いどころに困ります。

⑤ダブル
pic1

続けてもう1枚出品して2枚同時に売ることのできる(売らなければならない)オークション。
オークションの形式は2枚目の絵で決まります。
pic1
2枚目も同じ作者の絵を出さなければなりません。

2枚一気にその画家の絵が増えることになるので、タイミングによってはかなり高額になります。


これらのオークションを適切に出していくことがポイントになってきます。
カードは各ラウンドごとに数枚ずつしか補充されないので、
ダブルをこのラウンドで使うのか、また次のラウンドに持ち越すのかといった戦略が生まれます。

さらにこのゲーム、なんと値段が着く限り絵の価値が累積するようになっています。
(1度紙くずになるとリセットされます)
これがこのゲーム最大のポイントかもしれません。

例えば
pic1
3ラウンド終了時にこのようになっていると Karl Gitterの絵はすでに60,000$の価値があることになるのです。

なので4ラウンド目に10,000$でも値段がつけば、70,000$はもらえるわけです。

ですが絵の枚数は15枚。もうそんなに残ってないので値段がつかないかもしれません。
pic1
こんな状態で絵が出品されると、いくらにするかホントに迷います。
あなたならいくらにしますか?

感想

1つのゲームでいろんなオークションを楽しめるので、競りのおもしろさを知るのにうってつけの作品。
扱うのもお金だけで、所持金の多い人が勝ちというルールなので、
ボードゲーム特有の「どうやって点をとっていいか分からない」現象がないのもいいところ。

ただ、カードを出すにも値段を付けるにも悩ましく常にうんうん唸っている印象があります。
まぁそこがまたおもしろいのですが。

やることは単調ですが、値段の累積があって値段がガンガン上がっていくので、後半はカードを出すだけでも盛り上がります。

あえて難点をあげるなら、少しゲーマー向けなところでしょうか。
勝つためには、トップの人にお金をあげないように動く必要があったり、無駄につり上げてはいけなかったりするので、
初心者とやる時はどのくらいの値段が適切なのかを説明しながらできると良いかと思います。
(あましろも未だに適切な値段は分からないですが、、)

オークションが好き、競りゲーをやってみたい人には是非オススメの作品。
あなたも価値がころころ変わるモダンアートの世界に足を踏み入れてはいかがでしょうか。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする