手がかりは幽霊が見せる不思議な夢。発想力が試される協力ゲーム「ミステリウム」

今回は独特な絵を使った連想がおもしろい非対称の協力ゲーム「ミステリウム」をご紹介します。

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人数   :2~7人
重さ   : やや軽  やや重  
ルール難度: やや易  やや難  
オススメ度:★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ☆

どんなゲーム?

とある屋敷でおきた殺人事件の事件の真相をみんなでつきとめる協力ゲーム。

1人が殺された人の幽霊となって残りのプレイヤー(霊媒師になる)に事件の真相を伝えます。
霊媒師達が事件の真相にたどり着いたら全員の勝利です。

これがそのお屋敷。
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ついたてになっており、幽霊役のプレイヤーはこのついたての裏でゲームの管理を行います。

幽霊が霊媒師達にヒントを出す訳ですが、このヒントの出し方がこのゲームの1番おもしろいところ。
ヒントを出すのは幽霊なのでしゃべることはできません。なので夢を見せることによってヒントを出します。

とは言っても実際に夢を見せることは出来ないので、ゲームでは独特な絵が描かれたカードを見せてヒントを出します。
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どんな絵を選べば伝わるのか、幽霊は何を伝えたくてこの絵を選んだのかを考えるのが非常に面白いです。

ルール

1人幽霊役のプレイヤーを選び残りは霊媒師になります。
誰が、どこで、何で殺されたかを当ててもらいます。

霊媒師は自分の分の直感トークン(上)と洞察力トークン(下)を受け取ります。
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洞察力トークンの枚数は人数によって変わります。

次は盤面のセットアップ。

ボードを順に並べて置きます。
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ここに容疑者や凶器の候補を並べていきます。

それぞれ18枚のカードがあるのでそこからランダムに選んでいきます。

霊媒師4人の場合は6枚です。
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場所と凶器も同様に選び、下から人、場所、凶器の順に並べます。
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ラウンド数を表す時計を組み立て横に置いて盤面はセットアップ完了。
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ここから事件の真相を決めていきます。

人、場所、凶器それぞれに対応するカードがあるので、そこから盤面に並んだカードと同じものを選びます。

そこから霊媒師と同じ数だけ選び霊媒師達に見えないようについたての裏にセットします。
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霊媒師1人に対して1列が対応するようになっています。

真相はこの中から1つ(ゲームの最後に決める)なのですが、霊媒師にはそれぞれ自分の対応するセットを当なければなりません。
それぞれの担当が別れているというものこのゲームのおもしろいところ。

最後に幽霊が独特な絵の描かれたカードを7枚引いて手札にして準備完了。
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この絵を使ってヒントを出していきます。

ゲームの目的は先ほどセットした人、場所、凶器の組み合わせのどれかにある真実をつきとめること。
そのためにはまず霊媒師それぞれが自分に割り振られた組み合わせを当てる必要があります。

人、場所、凶器の順に当てていくので、スタートは人から。
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まず幽霊が手札からカードを選び、誰かにその人の担当の容疑者が誰なのかを推測してもらいます。

例えば黄色のプレイヤーの容疑者は医者なので、聴診器の管が連想できそうな絵や注射針から連想できそうな毒々しいネズミの絵といった感じ。
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選んだら対象のプレイヤーの前にカードを置きます。
このとき手札から何枚出してもかまいませんが、必ず1枚は出さなければなりません。

1人にヒントを出したら手札を7枚まで補充し次のプレイヤーに移ります。これを全員分繰り返します。
このとき出す順番は幽霊が選ぶことができます。

全員に置き終わったら霊媒師は自分のカードを予想し直感トークンを置きます。
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このとき霊媒師同士相談してもよいですし、同じカードに2つ以上のトークンを置いても大丈夫です。

みんなが直感トークンを置いたら他の人が置いたトークンが当たっているかどうかの予想をします。
当たっていると思ったらチェックのトークンを外れていると思ったら×のトークン対象のトークンに置きます。
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以降のラウンドで使うためこのラウンドでは置かないというのも大丈夫です。

洞察力トークン置き終わったら正解発表。
正解した人は次のステージに進み次のラウンドは場所を当てます。外した人はまた人をあてにいかなければなりません。
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当たっていた人は自分のカードをスリーブに入れていきます。
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当たった人出したヒントカードは捨て札にし、外れた人に出したヒントカードはそのまま残しておきます。

このとき洞察力トークンの当たり外れが当たっていた人はその分だけ洞察力が上がります。
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洞察力はボードの1番上で管理します。洞察力はゲームの最後で使います。もちろん高い方がより勝利しやすくなります。

これで1ラウンド終了。
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使ったトークンを時計の下に置いて針を1つ進めます。

後はこれの繰り返し。4ラウンドでは終了時に洞察力トークンが戻ってきます。

7ラウンド終了までに全員が自分の担当分を全て当てれば最後のチャレンジに挑むことができます。
もし1人でも最後まで行かなかったらそこでゲーム敗北です。

7ラウンドまでに凶器まで当てたプレイヤーは残りのラウンド数を洞察力に足すことができ
ます。またほかの人の推理が当たっているかを予想をすることはできるので、なるべく早く3つの状況を当てた方が良いです。

全員が3つの状況を当てたら最後のチャレンジが始まります。
幽霊が今回出てきたセットの中から1つ真相を選びみんなに当ててもらいます。
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当て方は今まで通り絵の描かれたカードを見せるのですが、最後は人を連想するカード1枚と場所を連想するカード1枚と凶器を連想するカード1枚の計3枚を選びます。

ただし今までとは違い洞察力によって見ることのできる枚数が変わってきます。
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この場合、黄色プレイヤーは3枚、黒と青は2枚、赤は1枚となります。
さらにどのカードがどの状況を表しているかを伝えることはできません。
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カードを見てどのセットが真相かを予想し投票します。
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1番多かった番号がみんなの回答になります。
同数だった場合は洞察力の1番高いプレイヤーがその中から1つ選びます。複数人いる場合はその中の最年長のプレイヤーが選びます。
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当たっていれば勝利、外れていたら負けになります。

最後に。
幽霊は手札からどうしてもヒントが出せないなと思ったときに、手札を好きな枚数捨ててその枚数分だけ引き直すということができます。
ただし、難易度によって回数が決められているので(普通難易度なら3回)その回数を超えて行うことはできません。
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手札の引き直しを使ったらカラスをついたてに指して回数を表します。

感想

なんと言ってもやはりコンポーネントが素晴らしい。
ついたてやトークンのデザインもよく、カードに描かれている絵も幻想的でミステリアスな世界観をとてもよく感じれるようになっています。

ゲームとしても絵を使った連想がとても面白く、分からないだろうと思って出したヒントが伝わったり、逆に自信のあるヒントでも別の解釈をされて間違ったりといろんな展開があります。

霊媒師側に自分の担当があることで、誰か1人が仕切ってしまうということになりにくいのもこのゲームのよいところ。
結局勝ち負けは最後の問題を当てられるかどうかなので、そこが少し気になる点ではありますが、どちらかというと雰囲気を楽しむゲームなのでその辺は問題ないかと思います。

拡張セットも出ているので基本セットで飽きてきたらそちらを入れてみると良いかもしれません。
良く言われているとおりDixitと絵の感じが似ているので、Dixitの絵を使ってもできるかもしれませんね。

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