ボードゲームなのに滝から落ちる!?リアルな川の流れが抜群に面白いゲーム「ナイアガラ」

今回は実際に川が流れ滝が落ちる様子が抜群に面白いゲーム「ナイアガラ」をご紹介します。

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人数   :3人~5人
重さ   : やや軽  やや重  
ルール難度: やや易  やや難  
オススメ度:★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ☆ ☆

どんなゲーム?

川を下りながら川辺にある宝石を集めていくゲーム。

これがゲームの舞台ナイアガラの滝です。
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土台はゲームの箱になっているので、ボードゲームにありがちな無駄な箱のデカさが無駄になっていません。

実際に川が流れていくので2つの滝から落ちないようにカヌーをこいでいきます。

これが集める宝石たち。
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左から、ルビィ、ダイヤモンド、琥珀、サファイア、アメジスト、となっています。
ちょっと色が分かりにくいのが気になるかもしれないですね。

ルール

各プレイヤーにパドルカードを1セットずつ配ります。
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中身は全員同じで1~6が1枚ずつと雲が1つ。

それとカヌーを2つ配ります。
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これでプレイヤーの準備は終了。

次にボードの準備です。
箱を横に繋げてボードを上に置きます。
溝にタイルを置いていきます。
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下流の別れている部分に2つずつ、繋がっているところから5枚並べます。
最後に宝石をそれぞれの位置に7つずつ置いて準備完了です。

手番順を決めてゲームスタート。
最初のプレイヤーになった人の前にスタートプレイヤーマーカーを置きます。

まず全員が使いたいパドルカードを伏せます。
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全員が伏せたら手番順にタイルをオープンして効果を使います。
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数字はカヌーの進むタイル数を表します。

例えば2なら、最初は桟橋のあるところから移動させるので、
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こんな感じで移動させることが出来ます。

※カヌーを移動させるときはちょうどその数字分だけ移動力を使わなければなりません。
途中で止まったり、折り返したり、上って下ることは出来ません。

全員がカードをオープンしたらラウンド終了で、ゲームの1番の見所である川流しを行います。
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今ラウンドでオープンされたカードの数字で1番小さい数字分だけタイルを追加して川を流します。
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今回は「2」なので2枚流すと、
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こんな感じになります。

別れている部分でタイルの方向が交互になるように出来ている(たまにならないのでその都度調整)ので、今回は両方の滝から1枚ずつタイルが落ちます。
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川を流したらスタートプレイヤーを左隣に移して、次のラウンドに移ります。
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先ほど使ったカードは使えないので、伏せておきます。

後はこれの繰り返し。
カードを7枚使いきったら全部を手元に戻します。

で、ここからが大事な宝石の獲得方法。

宝石を積むためには条件がいくつかあって、
まずはその宝石の横にあるタイルに移動すること。
そして積むのに2移動力消費すること。
最後に、積む(または降ろす)のは移動の最初か最後でなければならないことです。

この移動のルールが少し複雑なので注意が必要です。

例えばこんなとき
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ダイヤモンドが欲しい場合、ダイヤモンドのところまで移動するのに2、積むのに2移動力がいるので4のカードを出す必要があります。

2マス移動して、
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2移動力を使って宝石を積みます。
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もしくは、最初にサファイアを積んで、
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2マス移動することも出来ます。
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積み降ろしは最初か最後でないといけないので、4のカードを出して琥珀を取ることは出来ません。
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琥珀をとりたい場合は3のカードを出す必要があります。

こうして宝石を積んで、桟橋のあるところまで戻ってくれば(川から降りるのに1移動力が必要)宝石を獲得出来ます。
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いち早く、全部の種類の宝石を集めるか、同じ宝石を4つ集めるか、どれでも7つ集めるかをすると勝利です。

同じラウンドで複数人勝利条件を満たした時は、その全員が勝利します。


ここからはより詳細なルールの紹介。
項目が多いので一つ一つ紹介していきます。

2つ目のカヌー

移動力を使って2つ目のカヌーを川に出すことも出来ます。
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カヌーが1つだけ川に出ている時は、川にあるカヌーを動かすか、新たなカヌーを出すかのどちらかしか選べませんが、2つのカヌーが川にあるときはどちらにもカードの移動を使うことができます。

この時、2つのカヌーに移動力を分けて使うことは出来ません。
片方は上りで片方は下りということは出来ます。

川を流すときにカヌーが滝から落ちることがあります。
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これがこのゲームの1番盛り上がるところでもあります。

こうなると、乗せていた宝石は元の場所に戻り、プレイヤーはカヌーを1つ失います。

失ったカヌーは好きな時に任意の宝石を支払うことで戻すことが出来ますが、かなりきついのでなるべく失いたくないところ。
カヌーを買い戻すか、そのまま1つのカヌーでいくかはプレイヤー次第です。

宝石を持っていない状態で2つカヌーを失ったときだけ、タダでカヌーを1つ戻すことが出来ます。

カードには雲が描かれたものが1つあります。
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こいつが結構やっかい。

プレイヤーがこのカードをめくったとき、盤上の雲マーカーを1マスだけ隣に動かします。
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雲マーカー置き場に書かれている数字はこのラウンドでの流れる川にの枚数にいくつプラスされるかを表します。

これによって相手の止まる場所をずらしたり、流れを急にして滝から落としたりすることが出来ます。

注意すべきは雲を出すときの自分のカヌーの位置。
雲は数字なしと考えるので、雲カードが出るときは流れる枚数が必然的に大きくなります。
雲カードを出してる以上カヌーを動かせないので、落ちないようにタイミングを図る必要があります。

全員が雲を出したときは流れる枚数は0(プラス雲マーカーの数字。マイナスにはならない)となります。

強奪

実は相手の宝石を奪うことが出来ます。

奪う為には条件があって、
①川の上流に向かって進んでいること
②相手のいるタイルでちょうど止まること
③自分のカヌーに宝石がなく、相手のカヌーに宝石があること
です。

例えばこんな状況のとき
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2のカードを出せば相手のサファイアを奪うことが出来ます。
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宝石を降ろす

2移動力を使えば宝石を降ろすことが出来ます。
宝石を集めるゲームなので降ろす必要はないように感じますがそうでもありません。

例えばサファイアを持っている時に
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5のカードを出せば、
2移動力です降ろして、
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1移動して2移動力で積む
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ということが出来ます。

全種類を集めたら勝ちという条件があるので、より欲しい宝石に乗り換えた方がよい場合があるのです。

ただし積み降ろしが出来るのは別の宝石の場合だけ。
同じターンで同じ宝石の積み降ろしは出来ないようになっています。
なので移動力の調整のためだけに積み降ろしをすることは出来ません。

その他にも相手の宝石を強奪するためにわざと降ろしたりすることもあります。

降ろす場所はその宝石の場所でなくても構いません。

感想

やはり「これぞボードゲーム」と言わんばかりのギミックが素晴らしいです。
滝から落ちる時は文字通り「落下」するので、落ちそうになるとかなり緊張感があって非常に面白いです。

さらに相手の宝石を奪ったり、雲カードで流れを変えたりとプレイヤー間の絡みも多くあって盛り上がるポイントも非常に多いです。
さすがボードゲーム大賞をとった作品と言ったところ。

盛り上がる要素が多いですが、しっかり考えるポイントもあって、
自分が止まりたいタイルに移動するためや強奪を回避するために、相手のカードや川の流れをしっかりと読む必要があります。

さらに7枚のカードは全部使うまで戻って来ないので、数ターン先の展開を読む必要もあり、これがけっこう難しいです。
なので読み合いや先の計画を立てるのが好きな人はかなり楽しめるゲームになっていると思います。

気になる点としては、カウンティングするかどうかでゲーム性がかなり変わってしまう点でしょうか。
パーティーゲームとして楽しみたい人とガチの読み合いを楽しみたい人が混ざってしまうとゲームのバランスが悪くなってしまうかもしれません。その辺のプレイ感はハゲタカのえじきと似ている気がします。

とは言っても、これだけのギミックを持っているゲームはそれほどないので、初心者へのボードゲームの布教用としても持っていてもよいゲームだと思います。

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