君たちは病原菌から世界を救えるか!協力ゲームの金字塔「パンデミック」

どうも、あましろです。

今回は協力ゲームの決定版とも言えるボードゲーム「パンデミック」をご紹介します。
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人数   :2~4人
重さ   : やや軽  やや重  
ルール難度: やや易  やや難  
オススメ度:★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ☆

どんなゲーム?

パンデミックは世界にウイルスが蔓延するのを防ぐ協力ゲーム。
プレイヤーは科学者や衛生兵等の役職(箱絵に描かれてる人たち)になり、患者を治療したり、治療薬を作ったりして世界を救います。
協力ゲームなので全員勝ちか全員負けのどちらかになります。

でいつもの
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プレイ時間は45分とありますが、早く負けない限り1時間以上かかることが多いです。
ボードゲームあるあるですね。

ルール

セットアップ

これがボードの全景。
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まんま世界地図ですね。

ボードの上部にあるカードは「感染カード」、下部にあるカードは「都市カード」。
それぞれボードに書いてある都市に対応するカードが1枚ずつ(各色12枚の計48枚)あります。
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左が都市カードで右が感染カード。
感染カードはめくられるとその都市で感染が広がります。
都市カードはプレイヤーが移動や治療薬を作るのに使います。

そしてこれが4つの病原菌(正確には感染者)を表す駒。
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ボードのわきに置いて感染している都市に駒を置いていきます。

ゲームの流れ

初心者にもよく薦められるゲームですが、ルールはそこそこ複雑です。

ゲームの流れは
・手番プレイヤーがアクション(最大4アクション)を行う
・手番プレイヤーが手札を補充(プレイヤーの山札から2枚引く)
・感染が広がる(感染カードの山からカードをめくって出た都市に駒を置く)
・手番が左隣のプレイヤーに移動
を繰り返します。

勝利条件は4種類の病原菌の治療薬を発見すること。
治療薬は手札から病原菌の色と同じ色の都市カード5枚を捨て札にすることで作ることができます。

敗北条件は
・手札の補充時に2枚引けない状態になる
・感染者駒を置くときにストックがなくなる
・アウトブレイク(後述)が8回起こる
のどれかになったとき。

アクションで手札のカードの受け渡しを行う訳ですが、感染者駒がなくなったら負けてしまうので、各地に飛んで治療しながらカードを集める必要があります。

アクション

手番で行えるアクションは5つあります。
・移動
・感染者の治療
・調査基地の建設
・治療薬の発見
・知識の共有(カードの受け渡し)

■移動
まずは移動。
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治療するにもカードを渡すためにも移動が必要なので、いかに効率よく移動するかがカギになってきます。
カードを使うと移動は楽ですが、治療薬の発見にもカードが必要なので、計画的に使わなければなりません。
(基本的に使ったカードは2度と使えません)

■感染者の治療
自分がいる都市に感染者駒があるとき1アクションで1つ取り除く(ストックに戻す)ことができます。
ストックがなくなり駒を置けない状態になると負けなので、ストックを見つつ適度に治療しておかなければなりません。

■調査基地の建設
自分のいる都市のカードを捨て札にすることで1アクションを使い調査基地を建てることができます(白いやつが基地です)。
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調査基地は移動や治療薬の発見に使うので、ゲームの序盤にできるだけ建てたいところ。

■治療薬の発見
調査基地にいるとき同じ色のカード5枚を捨て札にすることで1アクションを消費してその色の治療薬を発見することができます(その色の都市の基地でなくても大丈夫です)。
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発見した色がわかるようにマーカーを上にずらしておきます。
また、治療薬を発見しているときに盤上からすべてのその色の駒を取り除けると根絶状態(マーカーを裏返す)となり今後その色の駒が盤上に置かれることはなくなります。
根絶できればゲームを有利に進められますが、勝利条件ではないので狙うかどうかが悩ましいところ。

■知識の共有
プレイヤーが同じ都市にいれば1アクションを消費し”その都市の”カードを渡したり、受け取ったりすることができます。
治療薬を発見するのにカードを集める必要があるので、この知識の共有が大事になってきます。
受け渡しができるカードは自分がいる都市のカードなので、カードを使って移動しては意味がありません。

感染の拡大とアウトブレイク

手番が終わると感染カードの山札から感染率(感染率表でマーカーのあるところ)と同じ枚数のカードをめくります。
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めくったカードの都市にその色の駒を1つ足します。
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各都市には同じ色の駒は3つまでしか置けません。
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4つ目の駒を置くときにどうなるかというと
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このように隣接する都市に感染が広がってしまいます(違う色の都市にも広がります)。
これがアウトブレイクです。
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アウトブレイクが起きるごとにアウトブレイクマーカーを1つ進めます。このマーカーが8のところまで来たら負けです。

ちなみにアウトブレイクは連鎖します。この連鎖が非常に怖い。
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たとえばこの状態でパリのカードを引いてしまうと、、、
パリ、マドリード、ロンドンでアウトブレイクが発生し
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こんな状態になります(連鎖中に1度起きたところではもう起きません)。
この連鎖が発生すると一気に負けに近づくので、なるべく連鎖が起こらないように治療してく必要があります。

ここまでの説明で勘のいい人は気づくかもしれませんが、実はこのままではアウトブレイクなかなか発生しないのです。
同じ都市の感染カードがないので山札の4週目でやっと4つ目が置かれることになるからです。
しかし、ここがうまくできていて
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この「エピデミック」のカードを手札補充時に引くと(予めプレイヤーカードの山札に混ぜておきます)捨て札にある感染カードを混ぜて山札の上に置きます。
これによって一度引いたカードをまた引くことになるのです。

さらに、エピデミックカードを引いたときに感染カードの山札の1番したからカードを引き、その都市に3つ駒を置くというおまけつき。
このときシャッフルして山札に戻した直後に感染拡大の処理があるので、その都市がすぐアウトブレイクする可能性すらあります。

このエピデミックが非常に厄介。このカードが出ると現実世界の感染爆発のように局地的に感染が広がっていきます。
このエピデミックをどう処理していくかがパンデミックの最大の醍醐味でもあります。

魅力的なキャラクター達

パンデミックのもう1つの魅力に強力な能力を持ったキャラクターがあります。
ゲームの開始時に各プレイヤーは自分が担当する役職を決めます。

キャラクターは全部で7人いるのですが、今回はいくつか抜粋して紹介。
まずはこの衛生兵
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1アクションで自分がいる都市の駒をすべて取り除けるという能力。この能力がものすごく強く、かっこいい。
さらに治療薬が完成していればアクションを使わず通過するだけで治療ができる。かっこいい。

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4枚で治療薬が作れるというわかりやすい能力。地味な能力ではあるが1枚減るだけでかなり治療薬の作りやすさが違う。
科学者がいるときはなるべく科学者にカードを集めていきたいところ。

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自分の手番で他のプレイヤーを動かせる能力。慣れないうちは使いにくいがうまく使えばかなり柔軟に対応することができる。
また、他のプレイヤーを別のプレイヤーのところに移動させる能力を持ち、カードの受け渡しの補助としてかなり役に立ちます。

他にもカードを消費せずに基地を建てることができる作戦エキスパートや、自分のいる都市以外のカードを人に渡すことのできる研究員等、いろんな能力をもったキャラクターがいます。

感想

協力ゲームとして非常によくできています。どの人数でもバランスは保たれているのもすごいところ。
あとやはり個性的なキャラクター達。たまに組み合わせによって能力をうまく生かせないこともありますが、それもまたリプレイ欲を掻き立ててくれます。
またエピデミックの枚数によって難易度を変えられる点も素晴らしく、だんだん難しくできるので1度クリアしても難易度を上げて遊びたくなります。

あえて難点を挙げるなら、ルールが少し多いところでしょうか。(このサイトでもまだ手札の7枚制限とかイベントカードとかについて書けていません。ごめんなんさい)
なので、ルールを覚えた2回目以降からが本番という感じもします。

あと私はいつも分かりやすくするため手札オープンでやっています(難易度が下がりますが)。
それもあって、1人が全て指示をしては面白くないので、プレイヤーのアクションはそのプレイヤーが決定するという独自ルールを決めています。

運の要素、戦略のバランスも素晴らしく毎回違ったドラマの生まれるパンデミック。
みなさんも是非仲間と世界を救ってみてはいかがでしょうか。

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