こんなにも手札を出したくないゲームはあるのか!戦略入り交じるマフィアの抗争「ザ・ボス」

今回は駆け引きと騙し合いによるマフィア間の抗争劇「ザ・ボス」をご紹介します。

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人数   :2~6人
重さ   : やや軽  やや重  
ルール難度: やや易  やや難  
オススメ度:★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ☆

どんなゲーム?

マフィアのボスになって、別のマフィアがいる都市に自分の部下を送りこんでお金をゲットしていくゲーム。

たまに報酬を得ることが出来ず、部下が病院送りにされたり、牢獄送りにされたりする。

報酬に使われるカード以外を手札として配るので、自分の手札や相手の行動を見て、報酬が何なのかしっかり見極めていくのがポイント。

ルール

まずはセットアップ。

中央にキャラクターカードを並べます。
ボスは全部で9人。
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使用するカードの組み合わせはいくつかあるのですが、今回は1~7とシカゴのボスを使います。

各プレイヤーに自分の部下を表す駒を配って準備完了。
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大きい駒(ソルジャー)が6つと小さい駒(アソシエーテ)が3つ。

それと得点ボード用にもう1個。
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このゲームは3~5ラウンドの合計点で勝敗を競います。

ラウンドの開始時に各都市の報酬を決定します。
都市毎に選ばれる報酬の候補が決まっており、たとえばニューヨークなら
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0金~3金のどれか。

ニューヨークは悪くても報酬がもらえないだけで済みますが、ボストンは
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4枚中1枚は病院送りで、1枚は牢獄送りという少し危険な都市。

病院送りは次のラウンドで、牢獄送りは2つ先のラウンドまで駒を1つ失うので出来ればくらいたくありません。
その分お金の額は大きいのですが。

各都市の報酬からランダムに1枚選んで伏せて置きます。
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これがこのラウンドでのそれぞれの都市の報酬になります。
※シカゴだけはカードがなく違った方法で報酬額を決めます。

残りのカードをよくシャッフルし、プレイヤーに均等に配ります。
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手札にあるものは必ず報酬にならないので、これをヒントにどこの都市を狙っていくか決めていきます。

伏せてあるカードを見ると分かるかと思いますが
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このカードは裏からどの都市のカードが分かるようになっています。
これがこのゲームのおもしろいところ。

これでラウンドの準備は完了。
初めのラウンドでは適当にスタートプレイヤーを決めて開始(ルールでは最年長)。

手番では、まず手札からカードを1枚公開します。
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公開することで他のプレイヤーのヒントになるので、序盤はあまり重要でないカードを公開したいところ。

カードを置いたら、いずれかの都市に部下の派遣が出来ます。
これは必須ではありません。

ラウンド終了時にそれぞれの都市に最も多く駒を置いているプレイヤーがその都市の報酬を獲得するのですが、
病院や牢獄の可能性もあるので慎重に行動する必要があります。

今回はとりあえず安全なニューヨークに置くことにします。
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この時いくつ駒を置いても構いませんが、複数の都市に同時に置くことはできません。

あと、その手番でカードを公開した都市には駒を置けないという制限があります。
たいしたことなさそうですが、このルールがとても重要。

駒を置きたくない(置けない)場合は置かずに手番終了で、次のプレイヤーに移ります。

手番では必ず1枚カードが公開されるのでだんだん報酬が絞れてきます。
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フィラデルフィアの牢獄カードを持っているので、報酬が3金だということが分かりました。
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他の人がすでに入っている都市に置く場合は、他の人より多くなるように置かなければなりません。
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今回は白が2つ置いているので、3つ置くことにします。

都市に駒を置くときはアソシエーテ(小さい駒)を置くことも出来ます。
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アソシエーテも駒1つとして数えますが、まだ未熟なのでソルジャー(大きい駒)がいる都市にしか置くことは出来ません。

あと1度使うとゲームから取り除かれてしまうので、いつ使うかが重要です。まさに鉄砲玉。


これを全員の手札が1枚になるまで繰り返します。

最後の1順は残っている駒の多い順にプレイします。
同数の場合はスタートプレイヤーから時計回りの順になります。

全部のカードがオープンされてから多くの部下を送りたいですが、多く残していると手番が早くなってしまうので、状況を見て残す駒の数も調整する必要があります。

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手札が全部なくなったらラウンド終了。

報酬を公開して
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獲得した得点を加えます。
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今回は青が牢獄送りになったので、分かるように駒を1個牢屋のスペースに置きます。
牢獄は2ラウンド使えなくなるので、次のラウンドでは1つ下のスペースに移します。

※牢獄や病院はどれだけ駒を置いてても対象になるのは1個です。

終了ラウンドは3~5のどれか。
どうやって決めるかというと、全員の手札が1枚になった時点でポリスカードをめくって金か銀の3つ目が出たらそのラウンドで終了です。

これがそのポリスカード。
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ポリスカードは金と銀が2枚ずつ、で金銀両方が1枚。
なので3~5ラウンドで終了という訳。

最後にシカゴの得点ですが、シカゴより左の都市の最後に出されたカードの半分(端数切り捨て)になります。
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なのでこの場合は1金です。病院等のお金以外のカードは0金で計算します。
半分になる理由はシカゴのボス(アルカポネ)と折半するためだとか。
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シカゴの位置はラウンドが進む毎に右にずらすので、だんだん報酬が多くなっていきます。



ここからはまだ紹介してないカードとボスの紹介。

銃殺
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この報酬を獲得すると駒を1つ失います。
病院や牢獄よりもきつい報酬。
まぁ牢獄はほぼ銃殺みたいなものなんですが。

侵入禁止
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この報酬を獲得すると、今後のラウンドでシンシナティに駒を置けなくなります。

置けなくなったら、分かるように専用のチップを置きます
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直接的なダメージではないので、そこまで痛くはありません。

最後はセントルイスのボス
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特徴的なのは下のカード2つ。

右は-2金。0点の時でもマイナスになる最悪のカード。
左は4金と銃殺。4金ゲットしてさらにこの都市に駒を置いた他のプレイヤーの駒を1つ銃殺出来るという強カード。

より大味な展開を望むなら入れたいボスです。

感想

余りのカードを配るというよくあるシステムですが、どの都市のカードを持っているか分かることによって、駆け引きも生まれやすく読みあいがとても面白いゲームになっています。

特に同じ都市のカードを持っている人に対して、どちらが先に出すか、いつ駒を置くのかの駆け引きが非常に面白い。
またそのターンにカードを出した都市に駒を置けないというルールが良くできていて、駒を置きたい都市に対して、先にカードを公開するか、駒を置くかしないといけない訳ですが、
カードを公開すると誰かに駒を置かれる可能性があり、駒を置くと後でカードを出すときに追加で置くことができないというジレンマが毎ターン行動を悩ませます。

読み合いもありながら、賭けに出て大金を獲得したり、逆に銃殺を食らったりと盛り上がるポイントもあるのがいいところ。

人数が多いときはブラフをする意味があまりなくなるので、人を騙したときのボーナスがあっても良かったかなぁと思います。

皆さんも静かながらも熾烈なマフィアの抗争に参加して、大金をゲットしてみてはいかがでしょうか。

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