今回は専用のスマホアプリが更なる臨場感を生む謎解き脱出ゲーム「アンロック!」をご紹介します。
人数 :2人~6人 |
重さ :軽 やや軽 中 やや重 重 |
ルール難度:易 やや易 普 やや難 難 |
オススメ度:★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ☆ ☆ |
どんなゲーム?
カードをめくって探索をしながら謎を解く脱出ゲーム。
シナリオは3つあってそれぞれ独立しています。
基本的には施設等に閉じ込められるのでそこから脱出するのがゴールになります。
ゲームマスターは必要なく、専用のスマホアプリがあるのでそれを使って時間の管理や暗証番号の入力を行います。
ちなみにこれがアプリの画面です。
※投稿時のバージョンなので、最新のバージョンでは画面が違うかもしれません。
Android版iPhone版どちらもリリースされています。
ルール
基本的にはカードに書いてある指示にしたがってゲームを進めます。
1番最初のカードにはストーリーが書かれており、読み終わると「○番のカードを開けろ」とあるので、そのカードをめくります。
めくったカードが新しい場所だった場合、そのカードにアイテムが落ちている場合があります。
場所のカードをめくってそこに数字が書かれている場合それに対応するカードをめくります。
1通りアイテムを揃えたらここから謎解き。ストーリー上ドアや金庫を開けたり、装置を動かしたりしないといけないので、その方法を探します。
アイテムは装置(ドアや金庫)と道具(鍵や紙切れ)があって、装置には凹の
道具には凸の
マークがカードの右上に書かれています。
これらのカードを組み合わせて使う場合、2つのカードの数字を足してその値のカードをめくります。
上手く合えばドアが開いたり新しいアイテムが手に入ったりしてストーリーが進みます。
だったらカードの数字を全部調べて、数字が合うようにアイテムを組み合わせればよい気がしますが、そうはいきません。
間違いの組み合わせは事前に用意されていて、
こんな感じで何かしらのペナルティが課せられます。
(だいたい時間を失います)
なのでしらみ潰しではなくしっかり考えてカードをめくる必要があります。
あとは時間制限内(1ストーリーで60分)にゴール出来れば勝ち。
時間が切れてもそのままプレイ出来るので、時間切れになってもあきらめずにプレイしましょう。
プレイ記
友人とあましろ合わせて5人でのプレイ。
なるべくネタバレをしないように書きますが、少しでも知りたくないという人は見ないことをオススメします。
ストーリー1「調合法」
「せっかくだからヒントを使わずにクリアしたいよね」なんていいながらゲームスタート。
しかし、序盤の謎で行き詰ってしまったのであり得そうな順にアイテムを組み合わせていくことに。
全員「これとこれならあり得そう」
カード「残念。ペナルティボタンを押すこと」
全員「じゃあ、これとこれ」
カード「残念。ペナルティボタンを押すこと」
全員「これとこれは」
カード「残念。ペナルティボタンを押すこと」
早くも残り時間が半分の30分になってしまい、詰んだかと思ったその時、
友人「○番のカードめくってなくね?」
全員「あー!」
何と部屋にあるのにめくってないカードがあったのです。
更にその後、暗証番号を入れて音が流れる仕掛けがあったのですが、暗証番号を入れても音がならず。
友人「スマホがミュートになっているんじゃない?」
あましろ「ボタンを押す音はするから大丈夫やと思う」
その後何度も試しても音が鳴らないのでよく調べてみると、アプリの音量が0になっていました。
皆さんもカードのめくり忘れとスマホの音量には十分注意しましょう。
結果はもちろん時間切れ。
ストーリー2「ネズミとソーセージ」
さっきはめくり忘れと音量の確認が出来ていなかったから、今度は時間内にクリア出来るだろうと意気込みスタート。
結構ヒントを使ったものの何とか時間内にクリア。
残り時間はなんと5秒。
しかし評価は振るわず星2つ。
ヒントも結構使って、ミスもあったのでこれくらいの評価が妥当なのかなぁと。
ただ最後の謎、あれは分かんないです。
ストーリー3「グーズ博士の島」
ストーリー2をクリアした勢いで最大難易度のストーリー3へ。
いきなりの急展開に戸惑いつつも(どんな展開かは自分で確かめて下さい)ヒントを駆使して何とかゴール。
が、なんとかかった時間は95分(制限時間は60分)。
さすが最高難易度だけあって、かなり苦戦しました。
評価はもちろん星1つ。
難易度が高いとは言えこれは悔しいです。
感想
最近流行りの1回きりのゲームですが、アンロックの特徴はやっぱり専用のアプリを使うことではないでしょうか。
残り時間の表示や暗証番号の入力ができ、さらにはBGMまで流れるので非常に緊張感があって面白かったです。
謎はパズルを解く感じではなく、物と物の組み合わせを上手く発見していく感じなので、数字や文字に強くなくても出来るようになっています。
更に、カードをめくる係、入力する係、時間を管理する係と担当を分けることもできるので、謎が解けなくて参加出来ないという人が出にくいようにすることも出来ます。
逆を言ってしまえばパズルや推理と言った謎解はあまりないので、そういうのをやりたい人にはちょっと違うかもしれませんね。
やるときのアドバイスとしては、ひらめかないときは時間をかけてもひらめかないので、早い段階でヒントを見ることも大事ということでしょうか。
もちろんノーヒントでクリアするというのを目標にするなら別ですが。
アプリの補助で誰でも簡単に楽しめるように出来ているので、みなさんも友人や家族を誘って脱出ゲームの世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか。